当ブログ管理人が愛してやまないアニメを紹介する名作アニメ紹介。
今回紹介するのは 墓場鬼太郎 。
水木しげるさんによる漫画が原作で、2008年1月から3月にかけてノイタミナ枠で放送されました。
前に観たけどつまらない、楽しめなかったという人にも読んで欲しいです。
スタッフ&キャスト
制作:東映アニメーション
あらすじ
会社員の水木は幽霊族の夫婦に出会ったことがきっかけで、夫婦の子どもである鬼太郎を育てることになる。
時は経ち、鬼太郎は父親の目玉「目玉おやじ」と共に人間界で暮らしていた。
魅力的なキャラクター
人間含めどのキャラも抜けた感じがあって笑えます。
鬼太郎
一言で表すとブラック鬼太郎ですね。悪人かと言われればそうでもないんですけど、金もうけに走ったり、目つきの悪さや笑い方が黒さを醸し出してます。
ヒーローでもなければヴィランでもなく、その時々の欲に忠実な一人の少年で人間味があります (人間じゃないけど)
回によって中心となるキャラが違うのですが、鬼太郎は中心にいるキャラの斜め後ろにいるような立ち位置なのがおもしろくて、ひっそりと存在しているキャラなんですよね。
気味の悪さもあるのですが、背が低く頭が大きい容姿と野沢さんの演技でとても愛くるしくもあります。
ねずみ男
不潔でだらしない男ではありますが、自分に全く負い目を感じてなくて我を貫いてるのはカッコイイです。
「タダほど安いものはない」「人が困ってる時に助けないのが俺の趣味」などのねずみ男らしいセリフが大好きです。
危機的状況に立たされても、あっさりと回避する鬼太郎とねずみ男の最強っぷりは観ていて気持ちが良いです。
作画
紙のような質感に、色あせてるかのように白っぽくなっている部分が古い漫画を彷彿とさせます。
漫画が動いてるようで、昔アニメがテレビまんがと呼ばれている時代がありましたが、まさにその言葉がピッタリです。
漫画のような世界観を崩さないためか、動きやショットにも工夫が見られます。
色遣いは、漫画とは対照的にとてもカラフルなのも見どころです。
音楽
不気味な世界観は和楽器と洋楽器を使った音楽でも創り上げられています。
場面を盛り上げる音楽ではなくて、気づいたらなっているような落ち着いた音楽です。
これが鬼太郎のキャラとの相性も良くて、ずっと観ていたくなります。
だから毎回終わった時に「もっと観たい」という気持ちになって、次のエピソードを観るのが本当に楽しみでした。
最後に
この作品が皆さんにとっての名作になってくれると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!