はじめに
この記事では、僕が映画/アニメ/ドラマを楽しむ上で気を付けていることを解説しています。
予告を観ない
作品視聴後に予告を観るとネタバレがあって、「これ知らずに観た方が面白いのに」と思うことが結構あります。
なので、視聴前に予告を観ることはしませんし、ブログで映画を紹介する際は、面白さを削いでしまうようなことは書かないようにしています。
物語以外を楽しむ
映像作品を楽しむ上で一番注目されやすいのは、物語だと思います。
しかし、映像作品の醍醐味は、物語が面白い必要がないところです。
もちろん物語が面白いから楽しいということはありますが、物語が面白くなくても、音楽や会話、キャラクターなどの他の部分で楽しむことができます。
物語が面白くないと感じたり、理解できなくて楽しめないという人は、物語以外の良いところを探してみてください。
また、謎が解決されなくても気にしません。
解決されなくても、最後まで楽しませてくれたのであれば大満足です。
※物語が理解できなかった時は、解説を読んで補完することをおすすめします。
キャラクターを受け入れる
嫌味を言うキャラ
ナルシストなキャラ
うるさいキャラ
これらのキャラクターは、嫌われることが多いと思いますが、ジャイアンを暴力キャラとして楽しむように、スネ夫をうざキャラとしても楽しむように、それぞれのキャラの特性を楽しんでいます。
実際に居たら嫌でも、創造キャラクターなら楽しめます。
「どんなキャラでも受け入れてあげよう」という意識を持って観るだけで、受け入れられるキャラクターの幅は格段に広がると思います。
共感/理解できないからといって否定しない
「こんな男いない」
「なんでこんな人を好きになるんだ」
「こういう人はこんなことしない」
僕はこういう文句を言いません。
なぜなら、世の中には色んな人がいて、自分が共感できない、理解できない人がいるのは当たり前だからです。
ある映画の、主人公の妻が別に親しくない隣の家に料理を分けに行くシーンに対して「そんなことしない」という批判がありました。
僕も絶対そんなことしませんが、そういう人がいてもおかしくはないと思うので、受け入れます。
また、家の地下に隠れている銃を持った母親と子どもの所に殺人鬼がやった来た時に、母親が子どもを置いて一人地上へ出て行くシーンに対して「待ち伏せして仕留めろよ」という批判がありました。
そう言いたくなる気持ちは分かりますが、待ち伏せしたとしても地下室におびき寄せられるとは限りませんし、爆発物を投げ込まれる可能性だってあるわけです。
それを考えたら、待ち伏せせずに出て行くのは、おかしくないと思います。
このように、本当にその言動はおかしいのか? 自分がしないからという理由だけで否定していないか? を考えてから判断するようにしています。
主張/メッセージを受け入れる
作品の主張やメッセージは、製作側の意図とは関係なく、視聴者の受け取り方次第で如何様にも変わります。
その上で、主張やメッセージが間違ってるなと思ったとしても、一つの意見として受け入れるようにしています。
これはキャラクターの台詞も同様です。
倫理的に良くない作品があったら、僕はそれを反面教師になる作品として観ます。
感情移入しすぎない
これは特に実写作品に言えることなのですが、感情移入しすぎると、辛くて観ていられなくなることがあります。
以前の僕は、過去に自分がしてしまった悪行や、自分がされたことが描かれていた時に、トラウマがフラッシュバックして、楽しむつもりが落ち込んでしまうなんてことがありました。
いまは、ある程度は作品と距離を取り俯瞰して観るようにしたことで、トラウマ系映画も楽しめるようになりました(グロすぎるのは無理だけど)