はじめに
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『アンダースタンド』の歌詞を自分なりに解釈しました。
解釈に正解は無いと思いますし、あくまで僕個人の解釈ですが、より曲を好きになってもらえたら嬉しいです。
僕はこの曲を、苦しい日々を否定せずに肯定することを促す曲だと思っています。
なので、この記事ではその前提をもとに解釈しました。
解釈
軋んだその心
軋んだその心、それアンダースタンド
歪んだ日の君を捨てないでよ出典(アンダースタンド/作詞:後藤正文)
解釈
軋んだ ⇒ 痛んだ
アンダースタンド ⇒ understand ⇒ 受け入れる ⇒ 大切にする
歪んだ ⇒ 気持ちが不安定になった
捨てないで ⇒ 否定しないで
⇩
痛んだ心は大切なもの。
気持ちが不安定になっても自分を否定したりしないで。
嘆き合って迎える
嘆き合って迎える朝焼けで
消えゆくその想いを
ふとしたことで知る無力さで
ほつれるその想いを出典(アンダースタンド/作詞:後藤正文)
解釈
嘆き合って ⇒ 悲しみ合って ⇒ 悲しみが飛び交う ⇒ たくさんの悲しみ
消えゆく ⇒ 失われていく
想い ⇒ 望み ⇒ 希望
ふとした ⇒ ちょっとした
ほつれるその想い ⇒ 希望がほつれる ⇒ 希望を感じられなくなる
⇩
たくさんの悲しみを抱えたまま朝になって、希望が失われていく。
ちょっとしたことで自分の力の無さを感じて、希望を感じられなくなる。
濁った目の先の
濁った目の先の明かり消えぬ街角
宿ったその心、絶やさないでよ
響かない君の先の見えぬ明日も願うよ
きっといつか…出典(アンダースタンド/作詞:後藤正文)
解釈
濁った目 ⇒ 希望が見えない
明かり消えぬ ⇒ 諦めていない
宿ったその心 ⇒ 持っている気持ち
絶やさない ⇒ 持ち続ける
響かない ⇒ 感動できない ⇒ 心が冷めている ⇒ 失望している
先の見えぬ ⇒ 希望が見えない
明日 ⇒ 未来
⇩
希望が見えなくても、まだ諦めていない。
その気持ちを持ち続けよう。
未来に希望が見えなくて失望する君も、きっといつか希望を見れるようになると願う。
光らない心
光らない心、それでも待つ明日の
掴んだその手だけ離さないでよ
響かない時を駆け抜けてく間も願うよ
きっといつか…出典(アンダースタンド/作詞:後藤正文)
解釈
光らない心 ⇒ 暗い心 ⇒ 失望している
待つ明日 ⇒ 明日を待っている ⇒ 生きたいと思っている
掴んだその手 ⇒ その気持ち
離さないで ⇒ 持っていて
響かない ⇒ 感動できない ⇒ 心が冷めている ⇒ 失望している
駆け抜けてく ⇒ 生きていく
⇩
失望していても、生きたいと思っている。
その気持ちだけは持っていて。
失望しながら生きている間も、きっといつか希望を見れるようになると願う。
不安で泣いた君も
不安で泣いた君も、それアンダースタンド
刺さったそのトゲが抜けなくても出典(アンダースタンド/作詞:後藤正文)
解釈
刺さったそのトゲ ⇒ 心の痛み
抜けない ⇒ 無くならない
⇩
不安で泣いた君も大切なもの。
心の痛みが無くならなくても。
塞いで泣いた日々も
塞いで泣いた日々も、それアンダースタンド
歪んだ日の君を捨てないでよ出典(アンダースタンド/作詞:後藤正文)
解釈
塞いで ⇒ 塞いだ心 ⇒ 憂鬱
アンダースタンド ⇒ understand ⇒ 受け入れる ⇒ 大切にする
歪んだ ⇒ 気持ちが不安定になった
捨てないで ⇒ 否定しないで
⇩
憂鬱で泣いた日々も大切なもの。
気持ちが不安定になっても自分を否定したりしないで。
まとめ
痛んだ心は大切なもの。
気持ちが不安定になっても自分を否定したりしないで。
たくさんの悲しみを抱えたまま朝になって、希望が失われていく。
ちょっとしたことで自分の力の無さを感じて、希望を感じられなくなる。
希望が見えなくても、まだ諦めていない。
その気持ちを持ち続けよう。
未来に希望が見えなくて失望する君も、きっといつか希望を見れるようになると願う。
痛んだ心は大切なもの。
気持ちが不安定になっても自分を否定したりしないで。
失望していても、生きたいと思っている。
その気持ちだけは持っていて。
失望しながら生きている間も、きっといつか希望を見れるようになると願う。
不安で泣いた君も大切なもの。
心の痛みが無くならなくても。
憂鬱で泣いた日々も大切なもの。
気持ちが不安定になっても自分を否定したりしないで。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
映像作品『映像作品集3巻』には、この曲のライブ映像が収録されています。
まだ観てない方はぜひ観てみてください。