はじめに
この記事では、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『大洋航路』の歌詞を自分なりに解釈しています。
解釈に正解は無いと思いますし、あくまで僕個人の解釈ですが、より曲を好きになってもらえたら嬉しいです。
僕はこの曲を、人生に迷い疲れた人を勇気付ける曲だと思っています。
なので、この記事ではその前提をもとに解釈しました。
解釈
雨降りの朝を
雨降りの朝を通り過ぎる
色とりどりの傘を
弾く音で水嵩は増すのだろう
少しずつ濁った
誰かの何かで溢れる街角
かき分けるクロールの僕は
カナヅチだったり出典(大洋航路/作詞:後藤正文)
解釈
雨降り ⇒ 悲しみ
色とりどりの傘 ⇒ 様々な
弾く音 ⇒ 雨粒が弾く ⇒ 涙を弾く ⇒ 悲しみを放っておく
水嵩は増す ⇒ 涙は増す ⇒ 悲しみは増す
少しずつ濁った誰かの何か ⇒ 濁った心 ⇒ 苦しみ
かき分けるクロール ⇒ 必死に泳ぐ ⇒ 必死に生きる
カナヅチ ⇒ 上手く泳げない ⇒ 生きづらい
⇩
人々が朝から抱えている様々な悲しみを放っておくから、悲しみが増える。
苦しみで溢れる社会。
生きづらい僕は必死に生きている。
もう 錆びついたオール
もう 錆びついたオール
向こう岸が見えない海のよう
言う 大声で言う
引用“To be, or not to be”
大丈夫(オールライト)出典(大洋航路/作詞:後藤正文)
解釈
錆びついた ⇒ 動きにくい ⇒ やる気がない
オール ⇒ 何もかも
向こう岸 ⇒ 目的地 ⇒ 何のために生きるか
To be, or not to be ⇒ このままでいいのか
⇩
もう何もする気が無くなった。
何のために生きていけばいいのか分からない。
このままでいいのだろうか。
そう思ってる君に言う、「大丈夫だよ」。
ずぶ濡れの靴が
ずぶ濡れの靴が
両足の先を痺れされる午後
夕方には晴れ間が広がる予報
同じように誰かの心が晴れたら良いけど
今日もあの娘は相変わらずの
相槌だったり出典(大洋航路/作詞:後藤正文)
解釈
ずぶ濡れの靴が両足の先を痺れされる ⇒ 大雨が降っている
相変わらず ⇒ 変わらない
相槌 ⇒ 調子
⇩
大雨だった天気が晴れるように、あの娘の心も晴れたら良いけど、今日も調子は変わらない。
折れそうなオール
折れそうなオール
向こう岸が見えない海のよう
言う 女々しいが言う
もう漕ぐのかったるい出典(大洋航路/作詞:後藤正文)
解釈
折れそう ⇒ 諦めてしまいそう
オール ⇒ 何もかも
向こう岸 ⇒ 目的地 ⇒ 何のために生きるか
女々しい ⇒ カッコ悪い
漕ぐ ⇒ 頑張る
かったるい ⇒ めんどくさい ⇒ 疲れる
⇩
何もかも諦めてしまいそう、
何のために生きていけばいいか分からない。
カッコ悪いけど、もう頑張ることに疲れた。
もう 泣かないでよ
もう 泣かないでよ
涙で一面海のよう
湯鬱 それだって言う
何度も 何度でも出典(大洋航路/作詞:後藤正文)
解釈
涙で一面海のよう ⇒ 涙が溢れている
⇩
言われたところで涙は溢れて憂鬱かもしれないけど、何度でも「もう泣かないで」と言うよ。
もう錆びついたオール
もう錆びついたオール
向こう岸が見えない海のよう
言う それだって言う
君までひとっ飛び出典(大洋航路/作詞:後藤正文)
解釈
錆びついた ⇒ 動きにくい ⇒ やる気がない
オール ⇒ 何もかも
向こう岸 ⇒ 目的地 ⇒ 何のために生きるか
君までひとっ飛び ⇒ 君を助けに行く
⇩
もう何もする気が無くなった。
何のために生きていけばいいか分からない。
そんな君も助けるよ。
まとめ
人々が朝から抱えている様々な悲しみを放っておくから、悲しみが増える。
苦しみで溢れる社会。
生きづらい僕は必死に生きている。
もう何もする気が無くなった。
何のために生きていけばいいのか分からない。
このままでいいのだろうか。
そう思ってる君に言う、「大丈夫だよ」。
大雨だった天気が晴れるように、あの娘の心も晴れたら良いけど、今日も調子は変わらない。
何もかも諦めてしまいそう、
何のために生きていけばいいか分からない。
カッコ悪いけど、もう頑張ることに疲れた。
もう何もする気が無くなった。
何のために生きていけばいいのか分からない。
このままでいいのだろうか。
そう思ってる君に言う、「大丈夫だよ」。
言われたところで涙は溢れて憂鬱かもしれないけど、何度でも「もう泣かないで」と言うよ。
もう何もする気が無くなった。
何のために生きていけばいいか分からない。
そんな君も助けるよ。
もう何もする気が無くなった。
何のために生きていけばいいのか分からない。
このままでいいのだろうか。
そう思ってる君に言う、「大丈夫だよ」。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
映像作品『映像作品集8巻』では、この曲のライブ映像が観れます。
まだ観てない方は、ぜひ観てみてください。