はじめに
この記事では、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『桜草』の歌詞を自分なりに解釈しています。
解釈に正解は無いと思いますし、あくまで僕個人の解釈ですが、より曲を好きになってもらえたら嬉しいです。
僕はこの曲を、大切な気持ちを失った人を歌った曲だと思っています。
なので、この記事ではその前提をもとに解釈しました。
解釈
閉ざしてた窓を
閉ざしていた窓を少し開く
差し込む光に目が眩んだ
モノクロの部屋に色が灯る
消えかけていた僕を照らすように出典(桜草/作詞:後藤正文)
解釈
閉ざしていた窓 ⇒ 隠していた気持ち
差し込む光 ⇒ 明るくなる
目が眩む ⇒ 前が見えなくなる泣く
モノクロ ⇒ 鮮やかじゃない ⇒ 落ち込んでいる
色が灯る ⇒ 晴やかになる
⇩
隠していた気持ちを少し吐き出したら、気持ちが明るくなって前が見えなくなるくらい泣いた。
まるで消えかけていた僕を照らすみたいに、落ち込んでいた気持ちが晴やかになる。
ひとつひとつ並べた
ひとつひとつ並べたピースを
ひとつひとつ心にはめる出典(桜草/作詞:後藤正文)
解釈
並べた ⇒ 確かめた
ピース ⇒ 気持ち
はめる ⇒ 取り戻す
⇩
失くしてしまった気持ちを一つ一つ確かめて、取り戻す。
内にある闇が
内にある闇が僕を呼ぶよ
色のない部屋に戻すように出典(桜草/作詞:後藤正文)
解釈
内にある闇 ⇒ 心の中にある闇 ⇒ ネガティブな気持ち
色のない部屋 ⇒ 華やかじゃない ⇒ 落ち込む
⇩
まるで色のない部屋に戻すみたいに、ネガティブな気持ちがよみがえってくる。
一日中毛布に
一日中毛布に包まって
世界から逃げる
傷つくことはなかったけど
心が腐ったよ出典(桜草/作詞:後藤正文)
解釈
一日中 ⇒ ずっと
毛布に包まって ⇒ 何もしない
世界から逃げる ⇒ 人と関わらない
腐った ⇒ 正常じゃない ⇒ 不安定
⇩
ずっと何もせず人と関わらないでいる。
心は傷付かなかったけど不安定になった。
公園のブランコに
公園のブランコにまたがって
この世界を揺らせば
何故か急に寂しくなって
君の名を呼ぶよ出典(桜草/作詞:後藤正文)
解釈
公園のブランコにまたがって この世界を揺らせば ⇒ 行動する
君 ⇒ 愛する人
君の名を呼ぶ ⇒ 愛が欲しい
⇩
行動したら何故か急に寂しくなって、愛が欲しくなった。
ひとつふたつ失くした
ひとつふたつ失くしたピースを
ひとつひとつ心で探す
全部拾い集めたら
憂鬱な日々も少し晴れるかな出典(桜草/作詞:後藤正文)
解釈
ピース ⇒ 気持ち
拾い集める ⇒ 取り戻す
⇩
心を見つめ直して、一つ二つと失くしてしまった気持ちを探す。
失くしてしまった気持ちを全部取り戻すことが出来たら、憂鬱な気持ちも少し晴れるかな。
届くように…
届くように…
出典(桜草/作詞:後藤正文)
解釈
届くように ⇒ 失くした気持ちが届きますように ⇒ 気持ちが満たされますように
⇩
気持ちが満たされますように。
まとめ
隠していた気持ちを少し吐き出したら、気持ちが明るくなって前が見えなくなるくらい泣いた。
まるで消えかけていた僕を照らすみたいに、落ち込んでいた気持ちが晴やかになる。
失くしてしまった気持ちを一つ一つ確かめて、取り戻す。
まるで色のない部屋に戻すみたいに、ネガティブな気持ちがよみがえってくる。
ずっと何もせず人と関わらないでいる。
心は傷付かなかったけど不安定になった。
行動したら何故か急に寂しくなって、愛が欲しくなった。
心を見つめ直して、一つ二つと失くしてしまった気持ちを探す。
失くしてしまった気持ちを全部取り戻すことが出来たら、憂鬱な気持ちも少し晴れるかな。
気持ちが満たされますように。
ずっと何もせず人と関わらないでいる。
心は傷付かなかったけど不安定になった。
行動したら何故か急に寂しくなって、愛が欲しくなった。
愛が欲しい。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
映像作品『映像作品集3巻』には、この曲のライブ映像が収録されています。
まだ観てない方はぜひ観てみてください。