【名作】飽き性でも楽しめた映画まとめ【おすすめ】

小説「あの子のシャーペン」
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オススメの映画をまとめました

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初心者におすすめの作品

Vフォー・ヴェンデッタ

作品情報

監督:James McTeigue
脚本:The Wachowskis
原作:David Lloyd
分類:サスペンス

あらすじ

独裁者『アダム・サトラー』率いるノースファイアー党によって統治された社会。
夜間外出禁止令を破って外出した国営テレビ局に勤務する『イヴィー・ハモンド』は、秘密警察に見つかり乱暴されそうになったところを『V』と名乗るガイ・フォークスの仮面を被った男に救われる。

ポイント

・Vのキャラクター(大胆な行動を取る一方で落ち着きのある紳士的な人でもあり、余裕を感じられるのがカッコイイです)

・世界観(一見ごく普通の社会に見えるからこそ、独裁的かつ排他的な社会の恐ろしさが際立っています)

・展開のスピード感(インパクトのある展開が次々に起きるのと同時に、政府側が追い込まれていくのが見ていて気持ちいいです)

・Vの過去(Vが行動に出た理由が明かされると同時に、封じられた政府の闇が明らかになります)

・ガイ・フォークスの仮面(非常に印象的で、Vというキャラクターの存在感を際立たせています)

Vフォー・ヴェンデッタ|Filmarks

最新追加作品(随時更新)

リベリオン

作品情報

監督:Kurt Wimmer
脚本:Kurt Wimmer
分類:サスペンス SF

あらすじ

二度と戦争を起こさないため、感情を持つことが禁止された社会。
類まれな戦闘能力を持ち違反者を取り締まる捜査官である『ジョン・プレストン』は、感情に関心を持つようになる。

ポイント

・ジョンのキャラクター(演技と見た目が「完全無欠」を感じさせるからこそ、感情的になる姿のインパクトが大きくなっています)

・アクション(華麗な動きで一人が多勢を打ちのめす場面が多く、かなり熱いです)

・感情(人や社会を乱す存在でもありますが、それを排除しようとする社会を見ていると、どうしようもなく大切でかけがえのないものに思えます)

・デザイン(服装・車・街、どれもシンプルで落ち着きのあるスタイリッシュなデザインです)

・物語(個人的には想像していた以上の裏切りがありました)

リベリオン|Filmarks

地球の静止する日

作品情報

監督:Robert Wise
脚本:Edmund H. North
原作:Harry Bates
分類:サスペンス SF

あらすじ

着陸した謎の円盤から出てきた『クラトゥ』は、別の星から来た宇宙人だった。

ポイント

・白黒映像が宇宙人のミステリアスをより大きくしています。

・クラトゥ(何を考えているのか分からない不気味さがある一方で、本来人が持つべき冷静さと本質的な思考を持っています)

・サスペンス(クラトゥは地球人と同じ見た目をしているので「世間を騒がしている宇宙人であることがばれないだろうか」という緊張感が生まれています)

・BGM(未知や宇宙といった本作の核となる要素が見事に表現された音楽です)

・クラトゥは地球にはない知識や技術を持っています。

地球の静止する日|Filmarks

僕らの未来

作品情報

監督:飯塚花笑
脚本:飯塚花笑
分類:ドラマ

あらすじ

高校生の『優』は性同一性障害に悩みながらも、そのことを親に打ち明けられずにいた。

ポイント

・優(心を許している相手とそうではない相手とでの態度の違いに、リアルな高校生を感じます)

・性同一性障害であることの苦しみ(あからさまではない、日常的に受ける苦しさを描いています)

・映像(登場人物が全体的に陰に覆われているシーンが多いです)

・父親(優との距離感がありながらも、親身に優を見守る存在です)

・優の周りにいる性同一性障害や同性愛を持つキャラクターたちも描いています。

僕らの未来|Filmarks

イノセンツ

作品情報

監督:Eskil Vogt
脚本:Eskil Vogt
分類:サスペンス ファンタジー

あらすじ

家族で団地に越してきた少女『イーダ』は、超能力を持つ少年少女に出会う。

ポケット

・舞台の現実性(何の変哲もない現実を舞台にすることで、超能力の存在が際立っています)

・自分にはない力を持っているという恐怖(超能力という力が加わることの恐怖は、銃や刃物を持った人に強い恐怖を感じるのに似ていると思います)

・演出(超能力を持つ子供たちをリアルな演出で描くことで、本当に超能力が存在しているような現実感をつくっています)

・子供(子供はか弱く、大人たちと隔たりがあるコミュニティで生きていて、限られた範囲でしか自由に動けない。これが作品の恐怖をより大きくしていると思います)

・愛(超能力による良い効果と悪い効果で、家族愛や友情愛を描いた作品にもなっています)

イノセンツ|Filmarks

ユメノ銀河

作品情報

監督:石井聰亙
脚本:石井聰亙
原作:夢野久作
分類:サスペンス

あらすじ

バスの車掌として働いている『友成トミ子』は、亡くなった友人の婚約者でバス運転手の『新高竜夫』が、噂されている殺人犯に似ていることを聞かされた。
そんな中、トミ子が勤めるバス会社に新高がやってくる。

ポイント

・映像(白黒にすることでミステリアスな雰囲気が増しています)

・トミ子(力強い目が印象的ですが、そこに余裕のなさを感じます)

・新高(殺人の疑いがある一方で人が良さそうでもあるバランスが、彼を更に謎めいた人物にしています)

・BGM(幻想的な音楽がよく使われていて、夢を見ているような雰囲気をつくり出しています)

・新高は本当に殺人犯なのか。

ユメノ銀河|Filmarks

胸騒ぎ

作品情報

監督:Christian Tafdrup
脚本:Christian Tafdrup
   Mads Tafdrup
分類:スリラー

あらすじ

妻と娘を持つ『ビャアン』は旅行先で出会った『パトリック』とその家族の自宅に招かれる。

ポイント

・舞台(奥地にあるため人も灯りもなく、心細いです)

・パトリックとその妻(理解できない言動を繰り返す二人の印象は、次第に不快から恐怖へと移り変わります)

・親しくない相手とのコミュニケーション(本心を閉じ込めて愛想よく振る舞う様子は、見ているだけでも疲れます)

・BGM(映像に似つかわしくない恐ろしい音楽が流れるため、明らかに不穏です)

・秘密(パトリックとその妻にはある秘密があり、それは子供に関わっています)

胸騒ぎ|Filmarks

未知との遭遇(ファイナル・カット版)

作品情報

監督:Steven Spielberg
脚本:Steven Spielberg
分類:サスペンス SF

あらすじ

UFOの目撃が相次ぎ、専門家たちは調査を始めた。
UFOに遭遇した『ロイ・ニアリー』は、UFOに魅了されるようになる。

ポイント

・世界中を駆け巡る調査(その大規模感と好奇心を搔き立てる未知の存在にワクワクします)

・UFOに遭遇した者たちの共通点(彼らは山の形をした幻影に囚われています)

・UFO(空からやってくる・物を自在に操る・強烈な光を放つなど、まるで神のようです)

・未知との接触(終盤でその様子が描かれ、その過程は神秘的で強烈なインスピレーションをもたらします)

・ラスト(UFOやそれに乗る存在の姿が明らかになる一方で、その背景は謎のまま終わらせることで、これ以上ないほど想像を膨らませるエンドになっていると思います)

未知との遭遇 ファイナル・カット版|Filmarks

攻めろ!泣き虫応援団長

作品情報

分類:モキュメンタリー

あらすじ

応援部で部長をしている『ぼっちん君』は、廃部の危機を迎えていた。

ポイント

ぼっちん君という強烈なキャラクターがリアリティの高い演出で引き立っています。

攻めろ!泣き虫応援団長|YouTube

CLOSE/クロース

作品情報

監督:Lukas Dhont
脚本:Lukas Dhont
   Angelo Tijssens
分類:ドラマ

あらすじ

13歳の『レオ』と『レミ』は、一緒に遊ぶだけでなく睡眠も共にするほどの仲。
中学校に入学したレオとレミは、同級生に「カップルに見える」と言われる。

ポイント

・突如生まれる悩み(それまでは全く気にしていなかったのに、人に指摘されたことで気にし始めるというのは、悩みあるあるだと思います)

・レオの葛藤(レミと一緒にいたいこれまでの自分と、新たに生まれたレミと距離を置きたい自分に挟まれていて、見ていて息苦しいです)

・レオ役の演技(感情表現のリアリティが高く、特に笑顔が素晴らしいです)

・美しい自然(青春のエモさを醸し出しています)

・レオとレミの違い(迫害を恐れこれまでと接し方を変えようとするレオは、等身大な中学生。これまで通りに接しようとするレミは、他人に振り回されない純粋さと強さを持った人だと思います)

CLOSE/クロース|Filmarks

デリカテッセン

作品情報

監督:Jean-Pierre Jeunet
   Marc Caro
分類:サスペンス コメディ

あらすじ

荒廃した世界。
1階に肉屋があるアパートで住み込みの仕事をすることになった元ピエロ『ルイゾン』は、肉屋の店主の娘『ジュリー』に出会う。

ポイント

・世界観(アパートと地下しか出てこない上に、空気が淀んでいて町がどうなっているか確認できないため、閉塞感があります)

・ノリ(不気味な一方でコメディタッチでもあります)

・カメラワーク(顔をアップで撮ったカットが多いです)

・肉屋の店主(彼は人を襲いその肉を売っています)

・笑い(言葉が必要ないシュールなものが多いです)

デリカテッセン|Filmarks

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おすすめ作品(五十音順)

悪魔がみている

作品情報

監督:Romola Garai
脚本:Romola Garai
分類:サスペンス ファンタジー

あらすじ

戦時中、『トマス』は森の中で頭に貝殻の様なものが付いた女像の御守りを発掘した。
戦争が終わり難民として暮らしていたトマスは、火事に遭い倒れたところをシスターに救われる。
トマスはシスターに勧められ、病気の母親の世話をしている『マグダ』の家を住み込みで修理することになる。
そんなトマスは戦時中、遭遇した女性を助けていた。

ポイント

・マグダの母親の正体。

・ミステリアスかつ神秘的な音楽(女性の歌声が印象的)

・不気味な屋内(シミが多い。昼間でも薄暗い)

・トマスの現在と過去を交互に描いている(過去の出来事が現在で起きることと繋がってくる)

・トマスが発掘した御守りが後で活きてくる。

悪魔がみている|Filmarks

あのこと

作品情報

監督:Audrey Diwan
原作:Annie Ernaux
分類:ドラマ

あらすじ

1960年代。
成績優秀な大学生『アンヌ』は、訪れた病院で自分が妊娠していることを知った。
勉強を疎かにするわけにいかないアンヌは何とかして欲しいと医師に頼むが、中絶は違法行為だと断られる。

ポイント

・アンヌは何とかして中絶しようとします。

・映像の質感(画面比率と淡い映像によって、舞台になっている60年代をより感じることができます)

・カメラワーク(よく動き、アップが多いです)

・アンヌのキャラクター(泣いたり暴れたりせず、無言と無表情の絶望を見せます)

・音響(たまに流れる弦や鍵盤の音を使った単調なBGMが印象的です)

あのこと|Filmarks

アリス・イン・ワンダーランド

作品情報

監督:Tim Burton
脚本:Linda Woolverton
原作:Lewis Carroll
分類:ファンタジー サスペンス アクション

あらすじ

小さい頃から同じ夢を見続けている『アリス・キングスレー』は、パーティーで望まぬ相手からプロポーズを受けた。
そんなとき、アリスは服を着たウサギを見つけ、パーティーを抜け出しウサギを追い始める。

ポイント

・ファンタジー満載の世界観(ダークな雰囲気があるのも良いです)

・アリスのサイズ感(アリスは度々小さくなったり大きくなったりします)

・個性的な見た目をしたキャラクターたち。

・赤の女王(極悪非道な一方で、コンプレックスを持ったデリケートな人でもあります)

・預言書(絵暦でアリスが何をするかも描かれています)

アリス・イン・ワンダーランド|Filmarks

イット・フォローズ

作品情報

監督:David Robert Mitchell
脚本:David Robert Mitchell
分類:スリラー ファンタジー

あらすじ

自宅から飛び出してきた女性は、“何か”から逃げていたが死んでしまう。
大学生の『ジェイ』は、一緒に劇場へ行った恋人が「あそこにいる」と指を差す人が見えず恋人の冗談かと思ったが、ジェイに見えないことを知った恋人は劇場を飛び出した。
後日、恋人と車内で性交をしたジェイは、恋人に気絶させられてしまう。
車椅子に縛られた状態で目を覚ましたジェイは、恋人から「あるモノがつけてくる。俺が感染した“それ”を君に移した」と言われる。

ポイント

・普段音楽を流さないことで、音楽が流れた時のインパクトが大きくなっている。

・常に警戒が必要な状況のため、何も起きていなくても怖い。

・異空間に迷い込んだような気分にさせられる音楽。

・幼馴染(ジェイ)に想いを寄せる男子(ポール)の話でもある。

イット・フォローズ|Filmarks

美しい星

作品情報

監督:吉田大八
脚本:吉田大八
   甲斐聖太郎
原作:三島由紀夫
分類:サスペンス

あらすじ

一家の父で、当たらないお天気キャスターとして知られている気象予報士『大杉重一郎』は、肉体関係にあるアシスタントと車で走行していた際に眩い光に襲われ、気付いた時には見知らぬ場所で1人車に乗っていた。
重一郎はアシスタントに何が起きたのかを問うが、車に乗っていたこと自体覚えていなかった。

ポイント

・壮大な話を現実と何ら変わりない世界観で描いている(不思議な体験をすることで、現実離れした話がすんなり入ってくるのが怖いです)

・家族それぞれが持つ空白につけこむような形で出来事が起きる(気象予報士の仕事に精が出ない父。家で孤独に生きる母。バイト暮らしの兄。美しい自分を好きになれない妹)

・強いインパクトを持った音楽(かなり前面に出ていて、その主張の強さが奇妙にも感じます)

・バラバラな家族を描いている(それぞれの話が別々に描かれています)

・どこまでがSFなのか(何を信じればいいのか分からなくなりました)

美しい星|Filmarks

エヴォリューション

作品情報

監督:Lucile Hadžihalilović
脚本:Lucile Hadžihalilović
分類:サスペンス ファンタジー

あらすじ

少年と女性しかいない島で暮らす『二コラ』は、母親に「海の底に腹に星型のものがついた死体があった」と伝えるが、母親はそう見えただけだと言う。

ポイント

・虚無を感じるキャラクター(どのキャラクターも落ち着いていて表情はほとんど変わりません)

・閉塞感(島という隔離された場所が舞台である上に、少年たちが女性たちに管理されている様子が、余計に閉塞感を強めていると思います)

・台詞が少ない(音楽もほとんど使われておらず、ほぼ無音のシーンが多いのも印象的です)

・隠された秘密(女性たちは少年を使って何かをしているようだったり、背中に吸盤のようなものがついていたりします)

・ラストシーン(それまで強い閉塞感があったからこその、大きな解放感と幕開けを感じます)

エヴォリューション|Filmarks

エクス・マキナ

作品情報

監督:Alex Garland
脚本:Alex Garland
分類:サスペンス SF

あらすじ

大手検索エンジン会社で働くプログラマー『ケイレブ・スミス』は、社長『ネイサン・ベイトマン』の自宅に招かれる抽選に当選した。
大自然に囲まれたネイサン家を訪れたケイレブは、ネイサンが開発している人型AIロボット『エヴァ』のテストに協力することになる。

ポイント

・ケイレブ・ネイサン・エヴァ(三人とも賢く、そんな三人だからこそ生まれる展開に驚かされます)

・ネイサンとケイレブの違い(ネイサンがエヴァを〈物〉として扱うのに対し、ケイレブは〈人〉と同じように扱います)

・背景(外の景観は自然の美しさがあり、家の内装はモダンでスタイリッシュな美しさがあります)

・ネイサンの家(人里離れた奥地にある/停電になるとドアが閉まるなど、閉じ込められているようで、不安を抱かせます)

・ラスト(自分たちが生きる社会と繋がるような終わり方で、一気に自分と作品の距離感が縮まります)

エクス・マキナ|Filmarks

エゴイスト

作品情報

監督:松永大司
脚本:松永大司
   狗飼恭子
原作:高山真
分類:ドラマ

あらすじ

ファッション雑誌の編集者をしている『斉藤浩輔』は、パーソナルトレーナーの『中村龍太』に出会う。

ポイント

・浩輔と龍太の共通点(二人ともゲイであり、人一倍母親という存在に対する強い想いがあります)

・浩輔と龍太の違い(浩輔の話し方や身振りが女性的なのに対して、龍太にはそれがありません)

・カメラワーク(寄りで撮られたシーンが多く、よく動きます)

・浩輔役の演技(涙するときの演技が特に素晴らしいです)

・浩輔の行動(彼は相手のためにと言いながら、本質的には自分の欲求を満たすために行動しています)

エゴイスト|Filmarks

オテサーネク 妄想の子供

作品情報

監督:Jan Švankmajer
脚本:Jan Švankmajer
分類:スリラー ファンタジー

あらすじ

夫婦の『カレル・ホラーク』と『ボジェナ・ホラーク』は、子宝に恵まれずにいる。
隣人の勧めで購入した別荘で、赤ん坊のような形をした切り株を掘り起こしたカレルは切り株をボジェナに見せるが、ボジェナは切り株を本当の赤ん坊のように扱いだす。

ポイント

・食べるという行為にクローズアップしていて、口元をアップにしたカットが多かったり、食べ物を扱う音や咀嚼音を強調していたりする。

・ポジェナは周りにも子どもがいるように振る舞うため、嫌々ポジェナの妄想に付き合うカレルも子どもがいるように振る舞う。

・ストップモーションを用いたシーンがいくつもある。

・妊娠に関心を抱く少女はいち早く夫婦に疑心を抱き、大人たちが知らないところで事の真相を暴いていく。

・後半になると、前半からあった噓がバレてはいけない緊張感に、命が脅かされる恐怖が加わる。

オテサーネク 妄想の子供|Filmarks

回路

作品情報

監督:黒沢清
脚本:黒沢清
分類:ホラー

あらすじ

観葉植物販売会社で働く『工藤ミチ』は、一週間会社に顔を出していない同僚を心配し、同僚の自宅を訪れる。
一方、大学生『川島亮介』は、インターネットを使い始めるが、奇妙なサイトに勝手にアクセスしてしまう。
そのサイトに映るのは、見知らぬ人の部屋の映像と「幽霊に会いたいですか」というメッセージ。

ポイント

・人のうめき声が使われた恐ろしく不気味な音楽。

・室内にいるキャラクターを室外から撮ったカットがいくつもある。

・異界感を生み出す要素(空が濁っている。部屋が暗い。ひと気がない。アフレコの台詞)

・終盤に出てくる常識を覆す幽霊(消えずにずっとそこにいて、触ることもできる)

・死や孤独に対する恐怖が描かれている。

 回路|Filmarks

ゲット・アウト

作品情報

監督:Jordan Peele
脚本:Jordan Peele
分類:サスペンス SF

あらすじ

黒人男性の『クリス・ワシントン』は白人の恋人『ローズ・アーミテージ』の実家を訪れる前、恋人が黒人だと両親に前もって言うべきではないかと考えていたが、ローズは差別主義者ではないから心配いらないと言っていた。
実家を訪れると両親は快くクリスを迎えてくれたが、クリスは徐々に不信感を抱くようになる。

ポイント

・自分だけ違うという不安感(何か被害を受けているわけではなくても、とても心細く感じます)

・白人たちの言動(やたらとクリスや黒人に興味を持ち、褒めます)

・閉鎖的な空間(家自体は広くて開放的ですが、周りにひと気がありません)

・ローズと友人のロッド(周りに違和感を抱きながらもフレンドリーに接するクリスが本音で話せる数少ない存在です)

・黒人たちの様子がおかしい(心ここに在らずな違和感があります)

ゲット・アウト|Filmarks 

殺人の追憶

作品情報

監督:Bong Joon-ho
脚本:Bong Joon-ho
   Shim Sung-bo
原作:Kim Kwang-rim
分類:サスペンス

あらすじ

1986年、農村の用水路で女性の遺体が発見され、馬が合わない地元刑事の『パク・トゥマン』とソウルから来た『ソ・テユン』は事件を捜査する。

ポイント

・まるでヤクザのように捜査するトゥマンと、一人黙々と捜査するテユン。

・シーンが変わる直前に笑いをよく入れている。

・不穏で悲壮感があるが美しい音楽。

・目に焼き付く鳥肌のラストシーン。

殺人の追憶|Filmarks

少林サッカー

作品情報

監督:Stephen Chow
脚本:Stephen Chow
   Tsang Kan-cheung
分類:アクション コメディ

あらすじ

“黄金の右脚”と呼ばれるサッカーの名プレーヤー『ファン』は、チームメイトの『ハン』に持ち掛けられた八百長に乗りシュートを外したことで、観客から暴行を受け栄光は過去のものとなってしまう。
20年後、ファンは監督になるため名監督としてサッカー界で確固たる地位を築いたハンの雑用として働いていたが、あっさりとハンに捨てられてしまう。
そんな中、ファンは少林拳を世に広めたいという清掃員『シン』に出会う。

ポイント

・超人的なサッカープレーと、その威力を表現する演出。

・壮大で少林拳との相性抜群な音楽。

・真剣なシーンに笑いを入れてくる。

・自信がないムイと、ムイを励まそうとするシン。

・少年心をくすぐる熱い展開。

少林サッカー|Filmarks

白く濁る家

作品情報

監督:田中博巳
脚本:田中博巳
分類:ホラー

あらすじ

婚約している『良典』は、婚約者の『香苗』と共に久々に実家を訪れる。

ポイント

・家族や親子の闇深い側面を描いている(良典も香苗も家庭に複雑な事情があり、香苗のお腹には子どもがいます)

・少しずつ引いたり寄ったりするカメラワークが多い。

・リアルな会話(香苗と良典の母親が素を出さずに話しているときのテンションや言葉遣いのリアリティが凄く高いです)

・田舎で周辺にひと気がないため、閉塞感がある。

・母親の様子がおかしい(時折不穏なシーンがあります)

白く濁る家|Filmarks

スクール・オブ・ロック 

作品情報

監督:Richard Linklater
脚本:Mike White
分類:コメディ ドラマ

あらすじ

売れないロックンローラー『デューイ・フィン』は、友人『ネッド・シュニーブリー』とネッドの恋人から滞納している家賃を支払うように要求される中、バンドをクビにされてしまう。
そんな時にかかってきたネッド当ての補充教員の仕事を、デューイは自分がネッドだと偽り引き受ける。

ポイント

・ロックンローラーらしい熱い男、デューイ。

・ロックを通じて親密になっていくデューイと子どもたち。

・デューイは計画が校長にバレないよう試行錯誤する。

・終盤は涙なしでは見れない。

・完全なハッピーエンドではない。

スクール・オブ・ロック|Filmarks

先生を流産させる会

作品情報

監督:内藤瑛亮
脚本:内藤瑛亮
分類:スリラー

あらすじ

中学教師の『サワコ』は、問題がある生徒や保護者と日々格闘している。
サワコが妊娠していることを知った生徒の『ミヅキ』は、サワコを気持ち悪がり同じグループの4人と“先生を流産させる会”を結成する。

ポイント

・そこら辺に居そうなくらいリアルな中学生。

・地味に惨い仕打ちが痛々しい。

・ただ生徒にやられるのではなく、生徒と闘うサワコ。

・映像からは想像できない音楽が不穏。

先生を流産させる会|Filmarks

草原の実験

作品情報

監督:Aleksandr Kott
脚本:Aleksandr Kott
分類:ドラマ

あらすじ

草原で暮らす少女は、父親と二人で穏やかな生活を送っていた。

ポイント

・台詞が一切ない。

・舞台は木や建物がほぼなく周りに人が住んでいない場所だが、寂しさを感じさせない。

・広い草原と空を捉えた引きの画が美しい。

・悲壮感があると同時に美しくもある音楽。

・少女の生活と少女に恋した二人の青年の争いが描かれる一方、不穏な描写がある(ラストは衝撃的)

草原の実験|Filmarks

ソフト/クワイエット

作品情報

監督:Beth de Araújo
脚本:Beth de Araújo
分類:サスペンス

あらすじ

幼稚園で教師をしている『エミリー』は、マイノリティやその社会運動に不満を持つ者たちの集まりを開く。

ポイント

・カメラワーク(ワンカット長回しで撮られています)

・差別そのものというよりも悪乗りの危険性を感じさせる。

・物語が予想外の方向へ進んでいく(四人は想定外に追い込まれていき、同時に感情が乱れていきます)

・ラストシーンで大きな展開がある(まるでシーズン1のラストのようです)

・個人的な不平不満がヘイト感情を増幅させている(エミリーたちに限らず、差別には付き物だと思います)

ソフト/クワイエット|Filmarks

ターミネーター

作品情報

監督:James Cameron
脚本:James Cameron
   Gale Anne Hurd
分類:スリラー アクション SF

あらすじ

1984年のロサンゼルスに2029年から2人の男がやって来る。
2人は共に『サラ・コナー』を探し、1人はサラ・コナーという名前の人物を殺害して周っていた。
レストランで働いているサラ・コナーは、自分と同じ名前の人物が殺されていることを知る。

ポイント

・不穏で重厚な、時代を感じる電子音楽。

・迫力あるカーアクション。

・ターミネーターが機械であることを感じられる描写が怖すぎる。

・タイムスリップしてきたのがカイルであることに意味がある。

ターミネーター|Filmarks

タイラー・レイク -命の奪還-

作品情報

監督:Sam Hargrave
脚本:Joe Russo
分類:アクション サスペンス

あらすじ

インドの麻薬王の息子『オヴィ・マハジャン』は、クラブを訪れた際に誘拐されてしまう。
誘拐を行ったのはバングラデシュの麻薬王『アミール・アシフ』。
裏社会の傭兵『タイラー・レイク』は、オヴィ救出の依頼を受ける。

ポイント

・映画史に残るワンカット長回しアクション。

・南アジアの街並み。

・オヴィを守ろうとするのはタイラーだけじゃない。

・オヴィを守るタイラーがカッコイイ。

タイラー・レイク -命の奪還-|Filmarks

TAKESHIS'

作品情報

監督:北野武
脚本:北野武
分類:コメディ ドラマ

あらすじ

芸人で映画監督の『ビートたけし』は、麻雀を終えてテレビ局にやって来る。
デビューしたばかりの役者を紹介されたり、映画の撮影現場に顔を出したりして、映画用の衣装に着替えたビートたけしは、直前にメイク室で会った『北野』にサインを求められる。
北野は、ビートたけしに瓜二つだった。

ポイント

・ビートたけし以外のキャラも、瓜二つな人が出てくる。

・無言の絶望を感じさせる北野のキャラクター。

・夢の世界のハチャメチャ加減。

・どこまでが夢なのか。

TAKESHIS’|Filmarks 

父、帰る

作品情報

監督:Andrey Zvyagintsev
脚本:Vladimir Moiseyenko
   Aleksandr Novototsky
分類:サスペンス ドラマ

あらすじ

母と祖母と暮らす兄弟『アンドレイ』と『イワン』が家に戻ると、12年振りに帰って来た父がいた。
二人は父の提案で旅行へ行くことになる。

ポイント

・子どもにかまわない父。

・イワンが抱く父への不信感。

・まるで大人の様なイワンの表情。

・鬱々とした景色から美しく晴やかな景色へと変化する背景。

・親離れの物語?

父、帰る|Filmarks

CHICK TACK

作品情報

監督:富田大秀
脚本:富田大秀
分類:ドラマ

あらすじ

コンビニでバイトするも、レジ打ちを覚えられずクビになった19歳『仁科仁汰』は、ある決断をする。

ポイント

・メイン二人の会話の掛け合いが笑える。

・仁科の嘆き。

・20歳を目前にしていることの緊迫感。

・ハッとさせる終盤の展開。

デッドプール2

作品情報

監督:David Leitch
原作:Fabian Nicieza
   Rob Liefeld
分類:コメディ アクション SF

あらすじ

驚異的な再生能力を持つ『デッドプール(ウェイド・ウィルソン)』は、爆発によって体がバラバラになる。
それは悲劇によってもたらされたものだった。
ヒーローチームX-MENのメンバーによって体を回収されたデッドプールは、ミュータント養護施設の前で暴れる少年『ラッセル・コリンズ』のもとにX-MENとして駆け付ける。
一方、半身がサイボーグ化されている『ケーブル』が、50年後から現在へやってくる。

ポイント

・第四の壁を越えてくるデッドプールのメタな笑い。

・絶望を抱えているのに明るく振る舞うデッドプール。

・幸運というシンプルだが強すぎる能力持ちのドミノ。

・相性が悪いようで良いデッドプールとその仲間たち。

・まさかだがデッドプールらしい展開がいくつもある。

デッドプール2|Filmarks 

ドクター・スリープ

作品情報

監督:Mike Flanagan
脚本:Mike Flanagan
原作:Stephen King
分類:サスペンス ファンタジー

あらすじ

幼少時代のトラウマがある中年男『ダン(ダニー・トランス)』と、少女『アブラ・ストーン』は、〈シャイニング〉と呼ばれる超能力を持っている。
一方、ヴァンパイアの『ローズ・ザ・ハット』は、シャイニングを持つ人間を襲い生気を得ることで生き続けていた。

ポイント

・ダンとアブラ(男と女+大人と子供という性質の違う2人がタッグを組むのが面白いです)

・近づくアブラとローズ(互いの存在に気づくところから、少しずつその距離感が縮まっていく緊張感と高揚感がたまりません)

・様々な能力(テレパシー。人を操る。透視。など)

・音響(BGMを流しているシーンが多いです。心音のような音を使ったBGMが印象的です)

・アブラのキャラクター(子供でありながら落ち着きがあり肝も座っていて、能力者としても優秀なのでダンよりも頼もしく感じます)

ドクター・スリープ|Filmarks

翔んで埼玉

作品情報

監督:武内英樹
脚本:徳永友一
原作:魔夜峰央
分類:コメディ サスペンス

あらすじ

埼玉に住む菅原家は、娘の結納のために車で東京へ向かっていると、ラジオで都市伝説のドラマが始まる。
内容は、その昔埼玉県民は東京都民から迫害を受け、身を潜めて生きていたというものだった。

ポイント

・埼玉を使って差別と融和を描いている。

・大味な演技やコスプレ感がプラスに働いている(笑いになっている)

・埼玉だけではない、ご当地ネタの数々。

・都市伝説を聴いている菅原家の変化。

・革命を描いた作品でもある。

翔んで埼玉 | Filmarks

夏時間

作品情報

監督:Yoon Dan-bi
脚本:Yoon Dan-bi
分類:ドラマ

あらすじ

夏休み。
父と弟と共に祖父の家で暮らすことになった『オクジュ』は、叔母を加えた五人で夏休みを過ごす。

ポイント

・オクジュは、よく喧嘩になる弟、偽物の靴を売っている父、父と離婚した母、そりが合わない叔母、連絡してこない彼氏、容姿が気に食わない自分など、自分を含めた身の回りに不満を持つ一方で、祖父との間に摩擦はなく家族の誰よりも祖父を大切に想っている。

・まだ無邪気な弟と、思春期の憂鬱さを抱えている姉の対比。

・肉眼のような映像、リアルな演技、BGMが使われていない、これらの要素がとても自然な空気を漂わせている(それが終盤の虚しさを増幅している)

・服装だけでなく、自然や食事からも夏を感じられる。

・終盤の食事シーンで、オクジュがカメラを見た(前を見た)直後に泣き出す理由。

夏時間|Filmarks

夏の庭 The Friends

作品情報

監督:相米慎二
脚本:田中陽造
原作:湯本香樹実
分類:ドラマ

あらすじ

小学6年生の『木山』『河辺』は、祖母の葬式を終えた友達『山下』から葬式の話を聞く。
死について深く考えるようになった河辺は、もう長くないと言われている1人暮らしのおじいちゃんを見張って、死んだところを発見しようと言い出す。

ポイント

・小学生と老人の交流を描いている。

・死に対して恐怖を抱くと同時に、関心を持つ小学生たち。

・小学生ならではの、気を遣わない言動。

・夏を存分に味わえる(嵐、プール、スイカ、生い茂る草木)

・時折、幻想的なシーンがある。

夏の庭 The Friends|Filmarks

何かが憑いている(学校の怪談 物の怪スペシャル)

作品情報

演出:鶴田法男
脚本:三宅隆太
分類:ドラマ ホラー

あらすじ

マキは、教師にすすめられた大泉女子高を受験しようと考えていることを親友のミカに伝え、ミカは大泉女子高に合格するが、マキは親の反対で別の高校に進学する。

ポイント

・ミカの身に起きていることは、心霊関係なく実際にあること。

・悪気なく離れ離れになり、次第に故意にミカを忘れようとするマキ。

・ほとんどナレーションで話が進んでいく。

・ミカを変えらるのは誰か。

学校の怪談 物の怪スペシャル|Filmarks

逃げた女

作品情報

監督:Hong Sang-soo
脚本:Hong Sang-soo
分類:ドラマ

あらすじ

結婚してからの5年間、夫と一度も離れたことがなかった『ガミ』は、夫の出張中に友人のもとを訪れる。

ポイント

・肉眼同様の映像でBGMがなく演技もリアルなため、とても自然な空気感が漂っている。

・ほぼ会話シーンで、その会話から女性たちの心の内が見えてくる。

・長回しが多くカメラは定点なため、隠しカメラで他人の会話を覗いているような感覚にさせられる。

・ガミは三人の女性と再会するが、三人目の時の様子が少しおかしい。

・明確化されない“逃げた女”の意味を、会話から考察できる。

逃げた女|Filmarks

2001年宇宙の旅

作品情報

監督:Stanley Kubrick
脚本:Stanley Kubrick
   Arthur C. Clarke
分類:SF サスペンス

あらすじ

先史時代。
石碑のような物体に接触したヒトザルは、骨を道具や武器として使うようになる。
数百万年後、人類は月のクレーターで石碑のような物体を見つける。

ポイント

・BGM(人の声を使った音楽が神秘的であると同時に不気味です)

・分からないという恐怖(謎の物体や怪しげな人工知能など、得体の知れない存在による恐怖があります)

・台詞が少ない(台詞がない長尺のシーンがよくあり、台詞がないことで画面に引き込まれます)

・未来像(60年代の未来像が興味深いです)

・タイトル(「宇宙の旅(原題「A Space Odyssey」)」という言葉の通り、宇宙を旅するような映画で、そこに未知というものが持つ魔力を感じます)

2001年宇宙の旅|Filmarks

ねらわれた学園

作品情報

監督:大林宣彦
脚本:植木昌一郎
原案:葉村彰子
原作:眉村卓
分類:青春 SF

あらすじ

高校生の『三田村由香』は、成績優秀で男子からの人気も高い。
学校の帰り道、三輪車に乗っている子どもがトラックに轢かれそうになっている場面に遭遇する由香だったが、巻き戻されたようにトラックが後ろに下がり事故は回避される。

ポイント

・まるで幻想の中のような世界観。

・ミステリアスで幻想的な音楽。

・明らかなアフレコでアニメ的ですらある台詞、カラー部分とモノクロ部分とがある画面、作り物の空、などの奇抜な演出(これは演出ではないかもしれませんが、序盤で教室のドアを開けるのと同時にカットが切り替わる場面が斬新で感動しました)

・中盤で一つの大きな展開があり、終盤は序盤を見ている限りでは想像がつかないSF展開になる。

 ねらわれた学園|Filmarks

バーニング 劇場版

作品情報

監督:Lee Chang-dong
脚本:Oh Jung-mi
   Lee Chang-dong
原作:Murakami Haruki
分類:サスペンス

あらすじ

小説家を目指しながらバイトをする『イ・ジョンス』は、街で幼馴染の『シン・ヘミ』と再会する。
ヘミがアフリカへ行っている間ペットのネコの面倒を見ていたジョンスは、アフリカから帰国したヘミを迎えに行くが、ヘミは男と一緒だった。

ポイント

・ジョンスの細かい仕草や表情で、感情が伝わってくる

・映像に溶け込むようなミステリアスな音楽。

・親切そうだが不信感を抱かせる富裕層の男ベン。

・ジョンス不在のシーンはない。

・いくつもの謎とヒントが残されることによって、様々な考察ができる。

バーニング 劇場版|Filmarks

パシフィック・リム

作品情報

監督:Guillermo del Toro
脚本:Travis Beacham
   Guillermo del Toro
原案:Travis Beacham
分類:SF アクション

あらすじ

海底から出現した怪獣を駆除するため、人類は巨大人型ロボット『イェーガー』を生み出した。
元イェーガーパイロットで怪獣との戦闘で兄を亡くした『ローリー・ベケット』は、再びイェーガーパイロットとして怪獣と闘うことになり、イェーガー復旧計画の責任者『マコ・モリ』に出会う。

ポイント

・ローリーとマコの距離感(信頼しているが親しいわけではない距離感があります)

・怪獣のデザイン(かっこよさと美しさと気持ち悪さが共存しています)

・怪獣と巨大ロボットの戦闘(特に都心での戦闘は障害物が多いことで迫力が増しています)

・BGM(戦闘シーンで流れる壮大でクールな音楽が印象的です)

・それぞれの闘い(怪獣との闘いはパイロットだけでなく、科学者や管制官の闘いでもあります)

パシフィック・リム|Filmarks

バトル・ロワイアル

作品情報

監督:深作欣二
脚本:深作健太
原作:高見広春
分類:パニック ドラマ

あらすじ

失業者や不登校生徒であふれた社会。
城岩学園中学3年B組の生徒たちが、修学旅行のバスで眠らされ連れてこられたのは無人島。
“BR法(新世紀教育改革法)”によって選ばれた生徒たちは、殺し合いを強いられるのだった。

ポイント

・派手な設定とアクションとは相反するクラシック音楽。

・わざとらしい台詞と演技が、10代の青春と狂気を描いた本作に合っている。

・生徒からも家族からも嫌われているキタノは、中川に特別な感情を抱いている。

・危機的な状況に立たされることによって表に出てくる生徒たちの本音。

・演出と時代の空気が、凄まじい哀愁とノスタルジックを感じさせる。

バトル・ロワイアル|Filmarks

ハロウィン

作品情報

監督:David Gordon Green
原作:John Carpenter
   Debra Hill
分類:スリラー ファンタジー

あらすじ

40年前に殺人事件を起こし、精神科の更生施設に収容されている『マイケル・マイヤーズ』は、刑務所への移送を控えている。
マイケルの事件がトラウマになっている『ローリー・ストロード』は、再び殺人鬼が現れた時に備えていた。

ポイント

・落ち着いているようで緊迫感があるミステリアスな音楽。

・マイケル・マイヤーズを不気味にさせる要素(素顔を見せないカメラワーク。喋らない。シンプルだが確かに恐ろしい覆面)

・中盤の長回し殺人シーン(ハロウィンだから覆面をしていても怪しまれないところも面白い)

・マイケルは人間離れした怪力や生命力を持っていて、ただの人間ではない。

・祖母、母、娘、三世代の物語でもある(一番強いのは男でも若者でもない祖母)

ハロウィン|Filmarks

パンチドランク・ラブ

作品情報

監督:Paul Thomas Anderson
脚本:Paul Thomas Anderson
分類:ドラマ サスペンス

あらすじ

ラバーカップの卸売会社を経営している『バリー・イーガン』は、『リナ・レナード』に出会う。

ポイント

・愉快であると同時に奇妙でもある、不可思議な音楽。

・基本的には落ち着いているが、急に破壊行動を取るバリー(普段溜めている苛立ちを一気に爆発させる様)

・長回しのカットが多い(その長回しにも特徴があり、カメラが止まっている状態が続いた後に、カメラが横移動する)

・時折画面に現れる青い光が印象的。

・恋愛とサスペンスが入り組んだストーリー。

 パンチドランク・ラブ|Filmarks

ヒメアノ~ル

作品情報

監督:吉田恵輔
脚本:吉田恵輔
原作:古谷実
分類:ドラマ スリラー

あらすじ

何もない日々に不安を感じている『岡田進』は、バイト先の先輩『安藤勇次』が恋する『阿部ユカ』が働くカフェを訪れると、高校時代の同級生『森田正一』に再会した。
翌日、岡田はユカに声をかけられ、森田にストーキングされていることを聞かされる。

ポイント

・リアリティと恐怖(画面の質感や演技といったリアリティの高い演出によって、そこにある恐怖がより身近に感じられます)

・森田(何を考えているか分からない怖さがあり、一見すると普通という点が怖さに拍車をかけています)

・雰囲気(前半がコミカルなのに対して、後半はスリラー色が強くなります)

・安藤(ローテンションでありながらクスッと笑わせてくれる人で、そして男気があるというギャップも持ち合わせています)

・ラストシーン(やるせない気持ちにさせられ、強烈なノスタルジーを感じさせるシーンにもなっています)

ヒメアノ〜ル|Filmarks

ファミリー・プレイ

作品情報

監督:Corey Deshon
脚本:Corey Deshon
分類:スリラー

あらすじ

荒野で追われていた少女は、ガスマスクを被った男に殺される。
ガスマスクの男に誘拐された少女は、一家の姉として暮らすよう命じられる。

ポイント

・フィルム感が強い淡い画面。

・長回しが多い(その長回しにも特徴があり、少しずつ寄ったり少しずつ引いたりするカットが多い)

・父親の真の目的は何なのか(息子に「外は危険だ」と教えていたり、息子の血液を採取及び保管していたりする)

・じわじわと染み込んでくるような不気味さを持った音楽。

・拘束や体罰の恐怖と、訳も分からず平穏な家族を演じさせられる困惑、二つが混在している。

ファミリー・プレイ|Filmarks

ファンタスティック・フォー:銀河の危機

作品情報

監督:Tim Story
脚本:Don Payne
   Mark Frost
原案:John Turman
   Mark Frost
原作:Stan Lee
   Jack Kirby
分類:SF アクション

あらすじ

世界各地で異常現象が起きるも、世間はヒーローチーム“ファンタスティック・フォー”のメンバーである『リード・リチャーズ』と『スーザン・ストーム』の結婚の話題で持ち切りだった。
メンバーの『ジョニー・ストーム』と『ベン・グリム』と共にパーティーに参加したリードは、訪れた米軍将軍に異常現象の調査協力を求められる。
そんな中、以前ファンタスティック・フォーと対峙したビクターが目を覚ます。

ポイント

・バラバラになってしまうチーム。

・それぞれの能力(体を伸縮させるリード、透明になることができ透明なフィールドを操るスーザン、炎を操るジョニー、岩の体で怪力を持つベン)

・喧嘩するほど仲がいいジョニーとベン。

・大迫力の飛行シーン。

・緊急事態を逆手に取った、敵の倒し方。

ファンタスティック・フォー:銀河の危機|Filmarks

プラットフォーム

作品情報

監督:Galder Gaztelu-Urrutia
脚本:David Desola
   Pedro Rivero
原案:David Desola
分類:パニック

あらすじ

目を覚ました『ゴレン』は、“穴”の第48層にいた。
そこは床の真ん中に大きな穴が空いている部屋で、同じ部屋が上にも下にも続いている。
ゴレンが同じ部屋にいた『トリマガシ』に“穴”について聞いていると、上から残飯で埋め尽くされた大きな台座が降りてくる。

ポイント

・格差を驚くほどシンプルに表した“穴”という舞台装置。

・自己中心的な人間。

・非人道的な行為は絶対的な悪なのか?

・“穴”から抜け出すためにとる策。

・ミステリアスな舞台にマッチした音楽。

プラットフォーム|Filmarks

ホモ・サピエンスの涙

作品情報

監督:Roy Andersson
脚本:Roy Andersson
分類:ドラマ

あらすじ

様々な人々の様子が、女性のナレーションと共に次々と描かれていく。

ポイント

・不幸を生きる人を中心に描いているが、時折幸せを生きる人も描いている。

・ひと気がない街や濁った空といった、終末を感じさせる世界観。

・どのシーンもカメラが定点で動かない。

・虚無を感じさせるキャラクターたち。

・美しい街並みや内装とキャラクターたちのテンションのギャップが、悲壮感を増大させている。

ホモ・サピエンスの涙|Filmarks

街の上で

作品情報

監督:今泉力哉
脚本:今泉力哉
   大橋裕之
分類:ドラマ

あらすじ

下北沢で暮らしている『荒川青』は、彼女に浮気された上に別れを告げられた。
飲み屋や古本屋を訪れながら静かな生活を送っていた青は、働いている古着屋を訪れた大学生に「自分の映画に出て欲しい」と言われる。

ポイント

・長回しの会話シーン。

・リアルな会話の中にある笑い(本人たちは笑えなくても、傍から見ていると笑えるものもある)

・気取っていないオシャレさがあるファッション。

・冴えないところもあるが、そこも含めて魅力的な青(話すと面白いし、絶妙に洒落ていて、知り合いが多いのも女性が寄ってくるのも頷ける)

・驚くほど自然な青役の演技。

街の上で|Filmarks

ミッドサマー

作品情報

監督:Ari Aster
脚本:Ari Aster
分類:スリラー

あらすじ

精神疾患を抱えるアメリカの大学生『ダニー・アーダー』の妹が、両親を巻き込んで無理心中してしまう。
苦しむダニーを恋人の『クリスチャン・ヒューズ』は重荷に感じるも、別れるという選択に踏み切れずにいた。
ダニーは、クリスチャンが友人の故郷であるスウェーデンの夏至祭に行くことを黙っていたことで口論になるが、話し合ってダニーも一緒に行くことになる。

ポイント

・明るく美しい背景の中で描かれる惨劇。

・精神的に追い込まれた時のダニー役の演技がリアルすぎる。

・体に沁み込むような恐怖を感じさせる音響。

・異文化をどこまで受け入れられるか。

ミッドサマー|Filmarks

MEN 同じ顔の男たち

作品情報

監督:Alex Garland
脚本:Alex Garland
分類:スリラー ファンタジー

あらすじ

離婚に反対する夫と揉めていた『ハーパー・マーロウ』は、夫が転落死する瞬間を目撃してしまい、心に傷を抱えている。
傷を癒すために田舎の屋敷で過ごすことにしたハーパーは、恐ろしい体験をすることになる。

ポイント

・ハーパーは男たちから繰り返し不快感や恐怖を与えられることで、変化する。

・男たちが同じ顔であることにハーパーは触れない(同じ顔なことに気付いてハーパーが困惑するとかないので、見てる方も同じ顔であることについてはあまり考えずに見た方が良いと思います)

・広い家に一人で暮らしていて、田舎で周りに人が少ない地域のため、とても心細く不安になる。

・前半は昼間のシーンが多く緑の自然が印象的なのに対して、後半は夜で室内のシーンが多く画面が暗い。

・個人的な解釈:夫は自分のせいで自殺したのではと罪悪感を抱えているハーパーは、男たちから繰り返し不快感や恐怖を与えられた末に、男たちから夫が生まれてきたことで、呆れる余り罪悪感を感じなくなったのだと思う(ラストの笑顔は罪悪感を払拭したことを意味している)また、序盤で屋敷にやって来た時に庭のリンゴを口にしたことが、この怪現象のトリガーとなっていて、ハーパーは偶然ではなく導かれてあの屋敷を選び、リンゴを口にすることも全て必然だったと考えている。

MEN 同じ顔の男たち|Filmarks

LAMB/ラム

作品情報

監督:Valdimar Jóhannsson
脚本:Sjón
   Valdimar Jóhannsson
分類:サスペンス ファンタジー

あらすじ

雪山を歩く馬たちが、“何か”を目にして逃げていく。
その“何か”は、山間で羊飼いをしている夫婦『マリア』と『イングヴァル』の羊舎にやって来て、羊たちを怯えさせるのだった。
ある日、マリアとイングヴァルが羊の出産に立ち会っていると、その羊から産まれてきた“子”は、ただの羊ではなかった。

ポイント

・子どもを亡くしているマリアは、“子”を産んだ母羊を殺す。

・マリアとイングヴァルは、“子”を羊ではなく人間の子どものように育てる。

・不気味な雰囲気が漂う舞台(物理的には広いが、他に人がいないという意味では閉鎖的。山と広大な草原が美しい一方で、いつも空全体に雲がかかっていて霧も多い)

・不穏な音楽。

・“何か”の正体。

LAMB/ラム|Filmarks

羅生門

作品情報

監督:黒澤明
脚本:黒澤明
   橋本忍
原作:芥川龍之介
分類:サスペンス

あらすじ

平安時代。
羅生門で杣売りと旅法師が雨宿りをしていると、そこへ下人がやって来る。
呆然としながら「さっぱり分かんねぇ」と言う杣売りに、下人が何が分からないのかと聞くと、旅法師は人の心が信じられなくなりそうな疫病や戦よりも恐ろしい話を聞いたと言う。

ポイント

・崩れた羅生門に降り頻る大雨が、不穏さと哀しさを醸し出している。

・一つの殺人について、四人それぞれの証言が語られる。

・証言を映像化したシーンは藪の中が舞台で、地面や人物の身体に映る竹や草木の影が印象的。

・終盤で繰り広げられる、全くもってスタイリッシュではないみすぼらしい多襄丸と金沢武弘の決闘が、リアルなのと同時に笑える。

・人間の愚かさを巡る論争を描いた話でもある。

羅生門|Filmarks

RUN/ラン

作品情報

監督:Aneesh Chaganty
脚本:Aneesh Chaganty
   Sev Ohanian
分類:スリラー

あらすじ

母親と2人で暮らし、車いす生活を送る『クロエ』は、母親が持ってきた緑色の薬に疑問を抱く。
その薬は母親が買ってきたチョコレートをこっそり買い物袋から取り出した際に見つけた、母親の名前が書かれた薬だった。

ポイント

・最も身近なところに恐怖が存在する恐ろしさ。

・知恵と根性で壁を乗り越えようとするクロエ。

・ひと気がない町や薄暗い病院など、不穏さを感じる背景。

・恐怖を増大させる音響演出。

・母親はクロエに秘密を隠している。

RUN/ラン|Filmarks

リトル・ジョー

作品情報

監督:Jessica Hausner
脚本:Jessica Hausner
   Géraldine Bajard
分類:サスペンス ファンタジー

あらすじ

研究者の『アリス』は、人を幸せにする香りを出す花“リトル・ジョー”を開発した。
しかし、リトル・ジョーにある疑念が生じる。

ポイント

・カメラワーク(カメラをゆっくり横移動させたりアップにしたりしながら撮られた長回しのカットが多いです)

・どんどん何が本当なのか分からなくなっていく(他人のことは分からないし、自分の事もよく分かっていない。リトル・ジョーのことも分かりません)

・音響(映像が落ち着いている一方で、しばしばモスキート音・伝統楽器・犬の鳴き声などの主張の強い音が流れます)

・一つ一つの画が美しい(色数が少なく、スッキリとしています)

・母と息子の関係を描いた物語でもある。

リトル・ジョー|Filmarks

ロゼッタ

作品情報

監督:Jean-Pierre Dardenne
   Luc Dardenne
脚本:Jean-Pierre Dardenne
   Luc Dardenne
分類:ドラマ

あらすじ

トレーラーハウスで母親と2人で暮らしている『ロゼッタ』は、母親との喧嘩が絶えない。
ロゼッタは経済的にも苦しいが、働いていた工場を解雇されてしまう。

ポイント

・動き回るロゼッタをアップで追うカメラ。

・BGMが一切使われていない。

・本当に演技なのかと疑いたくなるロゼッタ役の演技。

・働くためなら誰にでも牙を剥くロゼッタ。

・ロゼッタは腹痛にも悩まされている。

ロゼッタ|Filmarks